よくあるご質問(Q&A)
基本的な事項
歯髄細胞は、現在と将来でどんな治療に使用できるか
他研究機関では動物実験で歯髄細胞を用いた骨再生や神経再生等に成功しております。現時点で歯髄細胞を用いたヒト臨床試験を行った例はありませんが、2〜3年以内に脊髄損傷や脳梗塞の神経再生のヒト臨床試験が行われる予定です。歯科領域については、インプラントを目的とした顎骨再生の実用化を準備中です。歯髄細胞は、これまで様々な臨床応用に用いられてきた骨髄細胞と類似しており、骨髄細胞に替わる治療用細胞ソースとして大いに期待されております。加えて、我々の共同研究施設である岐阜大学では歯髄細胞からiPS細胞(万能細胞)の樹立に成功したことから、全身の様々な再生医療に役立つと期待しております。最近のトッピクスはこちらから
歯髄細胞を預ける場合に年齢制限はあるか
年齢制限はありませんが、老化とともに幹細胞が減少するため、できるだけ若くて健康なときの細胞バンクをお薦めしております。乳歯か成人前後の親知らずが理想的です。
歯髄細胞はどのような細胞ですか
歯髄細胞は、神経堤由来の未分化間葉系細胞を多く含んでおり、神経堤細胞からは自律神経系の神経細胞や神経膠細胞、骨格の一部、腱や平滑筋、軟骨細胞、骨細胞、メラニン細胞、クロム親和性細胞に分化すると言われております。
歯牙を残存させ抜髄のみを行った場合の細胞保管は可能か
基本的に可能ですが、歯髄炎のレベルによっては培養不可能なケースが考えられます。
歯髄細胞からiPS細胞作製に成功されているのは何例くらいあるのか?
当社技術顧問の岐阜大学手塚准教授らの研究チームは、これまで採取した歯髄細胞180症例のうち6症例のiPS細胞の樹立に成功しています。尚、その他約100症例も提供者からiPS細胞誘導の同意が得られているそうです。
歯そのものの再生はいつ頃可能になるか
東京理科大と東北大、東京医科歯科大の研究チームが、マウスの「歯の完全再生」に世界で初めて成功した、という報告が2009年8月にありました。同研究チームは今春までにマウス60匹で試験を行い34匹で成功(約6割の成功率)。現在は成功率が約8割まで上がったとされ、「将来、iPS細胞などの幹細胞を歯のもとに変え、失った歯の跡に移植して再生させられれば、入れ歯不要の生活が実現すると期待される」と同研究チームのコメント。iPS細胞の実用化は5年から10年後と言われておりますので、10年後にはヒトの歯を再生できるときが来ることを我々も期待しております。
運用的な事項
待合室に貼るポスターやDVDなど、わかり易い内容での販促ツールを提供してほしい
認定施設にご登録頂けましたら、ポスターやDVDなど販促ツールを無料でご提供させて頂きます。
細胞を紛失することはないか
細胞保管は複数施設において厳重にID管理致しますので、紛失や取り違えが起こらないような運営システムになっております。また、近年中に独自のIT管理システムを構築し、さらに万全な管理体制を構築してまいります。
歯牙の搬送方法は
専用の歯牙搬送容器に入れ、専用の搬送BOXでお送り頂きます。詳しくは「運用シート」をご確認下さい。
抜歯後の歯牙の処理方法は
乳歯は抜去後直ちに専用の歯牙搬送容器に入れて頂きます。永久歯は抜去後の処理が必要です。 尚、歯牙の洗浄は、細胞保管施設に到着後、一連のプロトコールに則り念入りに行います。詳しくは「運用シート」をご確認下さい。
抜歯の際の手技料の相場は?
自由診療の場合、診療報酬計算の10割が相場かと思います。









