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スマホで子守りするのはアリ? 幼児期のスマホが子どもに与える影響とは?

スマホで子守りするのはアリ? 幼児期のスマホが子どもに与える影響とは?

現代の生活には欠かせないスマートフォン。ありとあらゆる場面で使われる、無くてはならないものですが、時にその活用法に警鐘が鳴らされることもあります。
スマホの普及とともに度々問題に上がっているのが、スマホを使った育児です。
子どもに親のスマホを渡し、ゲームをやらせたり動画を見させたり、そうした合間に親は自分の時間を捻出する……このような“スマホに子守りをさせること”が問題視されているのです。
一体なぜ、スマホを使った育児が問題視されているのでしょうか。スマホが幼児期の子どもに与える影響について考えていきましょう。

スマホで子守りってどういうこと?

スマホの普及とともに、テレビや雑誌などのメディアで“スマホ子守り”という言葉を見聞きするようになりました。2013年12月には、日本小児科医会が「スマホに子守りをさせないで!」と呼びかけるポスターを作り、計5万枚を全国の保育園や医院などに配布しています。
スマホ子守りとは、親が絵本の読み聞かせや散歩、会話などの子守りをする代わりに、スマホの動画やゲームアプリなどを使わせることです。
子どもにスマホを与えることで親は自分の時間を作ることができ、仕事や家事、リフレッシュなどに時間を使えるようになります。
ある調査では、未就学児の約6割が2歳になるまでにスマホやタブレットなどの機器に触れていて、さらにそのうちの半数は毎日のように機器を使用していることが明らかとなっています。

スマホ子守りによる幼児期の子どもへの影響とは?

親とのコミュニケーションが減る

スマホ子守りが常態化すると、親と子のコミュニケーション時間が減ってしまいます。これにより、親と目を合わせなくなったり、会話をしなくなったりする子どももいるといいます。
親と遊ぶことに興味を失いスマホで見れるコンテンツを優先するようになる可能性があるのです。

本をめくるなどの動作ができなくなる

わずか生後8か月の子どもでも、スマホを与えると指で画面をスクロールする動作を覚えるといわれています。こうして幼いうちからスマホに慣れ親しむことで、本や雑誌の紙をめくるという動作が苦手になるのではという懸念もされています。

近視になりやすい

昔からテレビは離れてみましょうという呼びかけはされていますが、スマホはテレビよりももっと顔から近い位置で使用しますよね。これにより、子どもの近視についての問題も浮上しています。スマホを日々長時間使用することで、幼いうちから近視になりやすいといわれているのです。

言語発達が遅れやすい

スマホばかりを見て会話をする機会が減ると、言語の発達も遅くなるとされています。
まだ意味のある単語を口に出せない幼い子どもでも、親からの呼びかけなどによって言葉を理解し学んでいきます。しかし、スマホばかりを見て親からの呼びかけの機会が少なくなると、言語をうまく学ぶことができず、発達に遅れが生じるおそれにつながるのです。

スマホは成長過程にも影響を及ぼす?

幼児期の子どもにスマホ子守りをすることで、思春期や成人後の人間性にも影響が及ぶのではと心配されている声も上がっています。
たとえば、スマホ依存になり大人になってもスマホがないと不安やイライラが募るようになるという懸念です。また、スマホばかり見ることで視力が低下するだけでなく、体を動かす機会が減って運動不足になる可能性があるという心配もあります。
子どもの健やかな成長と健康を何よりも願っている親にとって、このような懸念点は大きな悩みとなるでしょう。

乳歯を歯髄細胞バンクで保管して、将来の健康に活かそう!

現代ならではの問題ともいえるスマホ子守りですが、本当に困ったときにはスマホも上手く活用しつつ、長時間の使用は避けるなどの工夫が必要といえます。
また、スマホ子守りによる将来への心配があるのなら、今のうちに保険をかけておくという方法もあります。保険というのは、子どもの乳歯を歯髄細胞バンクで保管するというもの。
子どもの乳歯には再生医療や細胞治療に役立つ細胞ソースがあります。歯髄細胞はとても強い性質があり、遺伝子に傷がつきにくいうえ、ガンにもなりにくい細胞なのです。長期間保管しておくことが可能なので、将来のケガや病気に備えることができます。
また、成長過程で自然に抜け落ちた歯を保管するだけなので、身体への負担がないのもうれしいポイント。子どもの抜けた乳歯は、引き出しの中にしまっておいたり、家の屋根に向かって投げたりする家庭が多いと思いますが、歯科細胞バンクに保管するほうがたくさんのメリットがあるのです。

子どもの子守りと乳歯を大切に考えよう!

子どもの子守りと乳歯を大切に考えよう!

スマホ子守りが問題視されている一方で、子育て経験のある大人からはスマホも必要だったという声が上がっているのも事実です。「深夜の夜泣きでどうしようもないときにスマホで動画を見せると大人しくなってくれた」「電車の中で騒ぐと迷惑になるため仕方なくスマホを持たせていた」このように、泣いたり騒いだりする子どもを落ち着かせるための最終手段としてスマホ子守りをしている人もいるのです。
とはいえ、小児科医などの専門家からはスマホ子守りへの警鐘が鳴らされています。少しの間だけスマホを持たせることに問題はありませんが、それが長時間にわたったり頻繁になっている場合には注意が必要です。
そして、子守りと同時に子どもの将来のためにも歯髄細胞バンクのことも前向きに検討しておくことがおすすめです。子どもの成長と将来の健康を守ってあげましょう。

歯髄細胞バンクとは?

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幹細胞を使った再生医療に備えることが『歯髄細胞バンク』の目的です。

抜歯した乳歯や親知らずから良質の歯髄幹細胞が採取できるとはいえ、その数はそれほど多くありません(数千~数万個ほど)...

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